「Well-Being」をテーマとした研究


長年医学部で行ってきたコホート研究により、人々の健康には「からだ」だけではなく、「こころ」と「人とのつながり」も大切であることが分かってきました。

これらは、近年「Well-Being」という概念で示されているものです。

 

※「健康」とは、「病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(Well-Being)にあること※世界保健機関憲章前文 (日本WHO協会仮訳)より」

 

Well-Beingの実現には、医学だけではなく、多方面からのアプローチが必要です。

本研究所では総合大学の強みを生かし、多様な専門分野の研究者によってWell-Beingをテーマとした研究を日々行っております。

・地域食材の食習慣によるエネルギー代謝改善効果に基づく健康寿命延伸技術の開発

 教授 小酒井 貴晴

 専門分野:栄養生理学(動物代謝)



・アダプテッド・スポーツが気分状態およびライフスキルに与える心理・社会的効果の検討

 講師 三枝 巧

 専門分野:アダプテッド・スポーツ科学、スポーツ心理学



・Well-BeingのためのCopilot AI Robotの開発と実証実験

 准教授 加納 寛子

 専門分野:情報教育



・ロボット支援下肺切除とEnhanced Recovery After Surgery (ERAS)が肺癌術後早期回復に及ぼす効果

 准教授 塩野 知志

 専門分野:呼吸器外科学



・山形のWell-Beingを向上させる医療情報基盤構築

 助教 鑓水 健也

 専門分野:麻酔集中治療学



・山形県コホート研究発

 歯数と咀嚼能を考慮した山形県民のための究極のWell-being食の開発

 講師 石川 恵生

 専門分野:歯科口腔外科



・臨床研究基盤としての匿名化臨床データベース構築と活用研究

 助教 岩田 宏紀

 専門分野:情報科学



・ぬいぐるみ型健康管理ロボットの作成とこれを用いた地域包括ケア補助システムの確立

 教授 二口 充

 専門分野:病理学



・AI技術に基づく口腔疾患の高精度検出

 教授 深見 忠典

 専門分野:生体情報処理、医用画像処理



・個別化医療を志向した蛋⽩質⽣成AIによる次世代型バイオ医薬品の創成

 教授 真壁 幸樹

 専門分野:蛋⽩質⼯学、抗体⼯学



・ディープラーニングを用いた頭部CTA画像からの脳血管抽出

 教授 湯浅 哲也

 専門分野:医用画像工学



・真菌細胞壁溶解酵素を用いた病原真菌防除技術の開発と産業利用

 准教授 矢野 成和

 専門分野:応用微生物学



・1⽇の活動状態を無意識で⻑期計測可能な活動状態計測システムの開発と睡眠解析への応⽤

 助教 原田 知親

 専門分野:集積化センサ、 IoT計測システム



・乳幼児のWell-Beingを実現する生体センシング技術に関する研究

 教授 熊木 大介

 専門分野:有機エレクトロニクス



・非可食部バイオマスのアップサイクル・機能性食品化研究拠点

 教授 渡辺 昌規

 専門分野:バイオマス資源学



・生体データの見える化を活用した行動科学研究

 助教 五領田 小百合

 専門分野:行動科学、公衆衛生学


山形大学Well-Being研究所事務局

(山形大学医学部研究支援課)

 

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