山形大学では、2022年12月に「山形大学研究戦略2030」を策定し、本学が戦略的に取り組む研究領域に、ライフクオリティ・バイオエコノミー・グリーンマテリアルを選定しています。
医学部にてこれまで推進して来た「山形コホート研究」は、この中のライフクオリティの領域に当たります。今後は、医学のみならず、理学・農学・工学・人文社会学を含む全学的な連携の下で、住民の行動変容に関する研究や個別化医療の実現に向けて総合的に取り組んで参ります。
特に、「山形大学Well-Being研究所」では、これまでに蓄積した成果を基盤として、学内外の多様な部門と協力しながら、地域の皆さまのWell-Beingを総合的に向上させるためのソリューションを追求して参ります。健康ケアの革新、社会的インクルージョン、持続可能な環境づくり、教育の促進など、私たちのアプローチは多岐にわたります。
私たちの目標は、Well-Being向上のための新たなモデルを構築し、地域コミュニティ全体に持続可能な良い影響をもたらすことです。これからも皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。